2004年10月20日

「育児ノイローゼ」

ミロを産んであとのマロ。かわいそうなことをした。

病院にいる間はマロもいつもニコニコと見舞いにきて、帰りも駄々をこねることなく、さっと帰っていた。
でも、本当はどんなにかママに甘えたかったろう、と今にして思う。

病院から帰ったその日に、始まった。
マロは「ママー遊ぼう!」と言ってじゃれついてきたけど私は体調が最悪な状態で、立ち上がるだけで、目の前が真っ白になり、立っていられなかった。でも産まれたばかりの赤ん坊はおかまいなしに泣いてるし...。

マロと遊ぶ余裕なんて、ぜんぜんなくて、「ごめんね、今一緒に遊べないんだ」
次の瞬間、マロは大泣きした。
「いやだー、いやだー!ママ、遊ぼう。ねぇ、遊ぼうったら!」
泣きじゃくりながらまくしたてるので、「今はダメなの!」
ときつく言うと、今までのマロにはなかったような勢いでそっくり返り、泣きわめいている。

マロは基本的にはおっとりさんで静かな子だ。元気モリモリだけど、静か動かというと静のグループに入る方。(ミロは動です)
そのマロがそっくり返り、何をどう言っても、狂ったように泣きわめくだけで、1時間以上も暴れている。

そんなことが、その日から始まり、一向に収まる気配はなく、それどころか日に日にひどくなるばかり。ついには夜中にいきなり悲鳴をあげて、何をどうしても大泣きし続ける。やはり1時間は泣いていた。

それなのに、パパは海外へ出張で1ヶ月以上もいなかったり。
もう、私も限界スレスレ。いつ手がでてもおかしくない状態にまでいった。

ある夜、出張中でパパがいない時、マロの夜鳴きが始まった。
それにつられるかのようにミロも泣き出した。
どうしても、ミロを抱っこせざるをえない。
マロを先に抱きしめてあげるべきだったのに。
マロはどんどん大きく泣き叫ぶ。
もう、我慢できない!私はミロを抱きかかえながら、

「マローっっ!これ以上泣くな!これ以上泣くと、ママ、マロのことぶったたいちゃう!!」
ほとんど叫んでいた。マロは静かになりボーっとして
「ぶったたくの?マロのこと、ぶったたいちゃうの?」と言った。

マロのこの声は、今でも心に焼きついて離れない。
この時、私はなんて酷いことを言うんだ!と自分でも自分がとても最悪な人間だと思わずにいられなかったけど、もう、自分でもどうする術もなかった・・・。

その後は、なんとか自分をおさえ、マロに寝るように言い、マロを寝かしつけた。
自分に余裕がなく、マロにほとんど虐待行為ともとれるひどい言葉や態度。

どんなにかマロは傷ついたでしょう。マロは、ママが病院から帰ったら、ずっとママと一緒にいられる、いっぱいママに抱っこしてもらえる、と思っていただけなのに。
今、思い出してもマロが不憫でなりません。

そこからすくわれたのは、パパの存在と考え方。
「どっちも同じ子供だろう。同じように可愛いじゃないか」
この言葉と、その行動(どの子に対しても同じように振舞う)にどれだけ助けられたか。
私のミロにばかり向く、愛情のかたよりを、その言葉のおかげで軌道修正ができた、そしてマロに対してももっとスキンシップでもって接して、元の愛情がもどってきた。

私も努めて、マロの体に触れるようにした。マロの体に触れなければ、可愛いという感情も戻らなかったかもしれない。
マロの顔を見て、マロを可愛い、と以前と同じように思えるようになって、本当によかった。

今また、三人目が欲しいと言いつつ、実は怖かったりもする。
また同じような過ちを犯すのではないかと。ミロに真ん中になることで、かわいそうなことをしやしないかと。

でもそんな不安を吹き飛ばしてくれるような、マロの元気な笑い声が、顔が、勇気づけてくれる。

マロ、ありがとね。
(でも、ホントに3人目、できるかは??)

posted by かめぽこ&ももすけ at 20:33| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | かめぽこの育児エッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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